政府は17日、新たな高速鉄道計画が浮上している米国や英国で、日本企業の新幹線システムなどの受注を後押しするための金融支援に乗り出す方針を決めた。国際協力銀行(JBIC)に関連する政令を改正し、日本企業が現地に設立する事業会社へ融資できるようにする。具体的には両国の四つの大型事業などへの支援を想定している。
現行ではJBICは、民業圧迫を避けるため、先進国では原発関連事業以外に融資はできないが、それを改める。前原誠司国土交通相らが同日午後にも発表する見通し。同相が新幹線のトップセールスのために訪米するゴールデンウイーク前に政令改正を閣議決定する。
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【ワシントン=小川聡】クローリー米国務次官補は15日午後(日本時間16日未明)の記者会見で、17日に予定していたキャンベル国務次官補の東京での日米協議を中止すると発表した。
日本訪問前の東南アジア歴訪の中で、政情不安を理由にタイ訪問を取りやめたことによる日程変更の影響だとしている。ただ、キャンベル氏は予定より1日早く帰国することになるため、日程的な余裕はあると見られており、日本側が沖縄県の米軍普天間飛行場移設問題で方針が定まらないのを受けて協議を避けたのではないか、という見方も出ている。
キャンベル氏は7日に米国を出発し、シンガポール、マレーシアなどを訪ねた後、14日からジャカルタ、タイ、東京を訪問し、17日にワシントンに戻る予定だった。米政府筋によると、17日の日本での滞在は7〜8時間で、この間に外務省で同省幹部らと日米協議を行う予定だった。
しかし、15日からのバンコク行きは中止となり、代わりにシンガポールを訪問した後、予定より1日早い16日に成田空港経由でワシントンに戻ることになった。
クローリー氏は「東京での会談に十分な乗り継ぎ時間を確保できなくなった」と説明した。米民間機でシンガポールから成田経由でワシントンに戻る場合、乗り継ぎ時間は約1時間だ。
しかし、もともと日米協議は17日の予定で、16日に東京で宿泊し、当初の予定通りに17日に協議した後、帰国することは可能だ。なぜ帰国を早めるかについては、米政府当局者は「わからない。日程上の都合としか言えない」としている。
日米協議では、普天間移設問題が最重要課題となる見込みだったが、日本側は新たな移設案を決めていない。このため、「キャンベル氏が訪日を中止したのは、今、協議しても前進がなく、混乱するだけだと判断したためではないか」という声も出ている。
外務省は16日朝、米側から訪日中止の連絡を受けた。平野官房長官は16日午前の記者会見で、「日本に来る前の訪問国の日程調整がつかなかったと聞いている」と説明し、普天間移設への影響については、「全くない。我々はあくまで5月末に方向性を見いだす」と強調した。鳩山首相は同日朝、首相公邸前で記者団に、「キャンベル氏の件は、私どもの(関知する)範ちゅうではない」と語り、戸惑いをにじませた。
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千代田区隼町の国立劇場で毎春、大勢の人を楽しませてきたシンボルツリーのスルガザクラがナラタケ菌に感染したため、同じ遺伝子を持つ若木と植え替えられた。枝張り6メートル四方にも達した見事な雄姿はもう見られないが、2代目もつぼみがふくらみ、今月下旬にはソメイヨシノより一回り大きい白花を咲かせそうだ。
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劇場によると、スルガザクラは昭和47年3月、職員5人が退職記念に劇場後庭に植えたもの。ソメイヨシノより花つきが多く、最初に咲く白い花が散り際には真ん中から紅を差したように美しいピンク色に変わるのが特徴で、全国的にも珍しい品種とされている。
見事な花ぶりだったため、劇場は平成13年2月に正面の前庭中央に移植。毎年開かれる「さくらまつり」では、低めに仕立てられた枝に白花が密に咲くスルガザクラを目当てに訪れる人も多い国立劇場のシンボルツリーとなった。
しかし、劇場敷地内の植物を管理している日本芸術文化振興会総務課管理室主任の内山泰幸さん(56)が20年夏、スルガザクラの葉がしおれ、変色している異変に気づき、樹木医の診断を受けたところ、ナラタケ菌に感染していることが判明した。
悪化すると枯死するため、21年1月に感染していた大枝や根を切断。治療を試み回復を期したが樹勢はよみがえらず、植え替えられることになかった。
植え替えられた若木は、枝の途中に根を生えさせて繁殖させる「取り木」という方法で育てたもので、元のスルガザクラと同じ遺伝子を持つ。取り木後約10年たち、現在は高さ3メートルを超えている。元のスルガザクラは枯死しているわけではなく、神奈川県の畑に移植し、回復を待っている。
内山さんは「元気なときのスルガザクラの花はボリュームがあり、形も見事でした。取り木が役に立ったが、思い入れがあるサクラなので複雑な気持ち。若木には元の木のように立派に育ち、再びシンボルになってほしい」と話している。
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国立劇場さくらまつりは27日〜4月4日(各日正午〜午後3時)。期間中、温かいほうじ茶の無料サービスのほか、土日はお菓子無料サービス、芸能実演(午後0時半、午後1時の2回、各15分間)も。問い合わせはさくらまつり係TEL03・3265・6012。
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日本にも津波をもたらした先月27日のチリ地震(マグニチュード=M8.8)の揺れが、発生後約15時間で地球を5周していたことが、東京大地震研究所の解析で4日までに分かった。
同研究所の大木聖子助教らは、小笠原諸島・父島の観測点のデータを解析。地表を伝わってくる地震の揺れ(表面波)が地震発生から約15時間で、計10回記録されていた。これは、チリで起きた地震の揺れが、2方向からそれぞれ5周したことを示しているという。
同種の現象は2008年の四川大地震(M7.9)で6周、04年のスマトラ沖地震(M9.1)でも8周するのが観測されており、大木助教は「地震の規模が大きく、震源が浅いと伝わりやすい」と話している。
一方、米航空宇宙局(NASA)のジェット推進研究所の研究チームも同日までに、地震の影響で地球の自転が100万分の1.26秒速まったと発表した。地震により、地軸が約8センチずれたためだという。
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