菅直人副総理兼財務相は16日の閣議後会見で、3月に消費税論議に着手する方針について、「民主党としても(与党)3党合意の中でも議論そのものを封印したことにはなっていない」と強調した。その上で、「税制調査会であらゆる税についての本格的な議論をそろそろ始めるべきということで申し上げた」と述べた。
また、菅財務相は同日の衆院予算委員会で、消費税論議の開始で歳出削減の取り組みが緩むとの懸念については、「枝野幸男氏が行政刷新担当相に就任し(無駄削減の)体制も力強い形となったので、(消費税の)議論を始めても大丈夫だと判断した」と語った。国民新党の下地幹郎氏への答弁。
【関連ニュース】
・
【特集】「陸山会」土地購入事件〜「小沢氏、幹事長を辞任すべき」72.5%〜 ・
「大政翼賛会」は続かない〜民主・渡部元衆院副議長インタビュー〜 ・
ポスト鳩山を狙う"ラグビーボール"原口総務相 ・
勃発した「藤井一派」vs「アンチ財務省」の暗闘〜経産省と組んだ菅副総理〜 ・
難問山積 問われる首相の決断力〜普天間、小沢氏団体問題にどう対応?〜 ・
<皇太子ご夫妻>ノーベル平和賞のマータイさんと懇談(毎日新聞)・
脚本家の宮内婦貴子さん死去(時事通信)・
拉致解決 総連幹部に直談判 衆院特別委員長「打開図りたい」(産経新聞)・
王将戦第4局 久保が勝ち3勝目(産経新聞)・
山崎さんシャトル、4月に=低気温で延期−NASA(時事通信)
自民党の石破茂政調会長は17日午前の記者会見で、将来の消費税率引き上げを含む税制の抜本改革案と経済成長戦略案などを取り入れた経済政策を、夏の参院選に向けた党の政権公約(マニフェスト)に書き込む方針を明らかにした。党経済政策調査会(与謝野馨会長)などで議論し、5月の大型連休明けにも発表する。
税制改正について石破氏は「単に消費税を上げる上げないに議論を特化すべきでない」と指摘し、所得税や法人税、金融政策など、税制の全体像を示す必要性を強調。「自民党は消費税を上げる政党とレッテルを貼られないために、政策を提示し、財政の健全化に道を開きたい」と述べた。
また成長戦略に関する新たな特命委員会(塩崎恭久座長)を新設し、4月中に結論を得る方針も示した。
【関連記事】
・
税制改革議論の3月開始には慎重 官房長官「タイミングは微妙」 ・
郵政改革素案 巨大公社化は許されない ・
藤井氏の辞任契機に脱・財務省? 予算審議でも後ろ盾失う ・
菅vs竹中“天敵”が火花 「需要か供給か」で論戦 ・
たばこ1箱600円!? 厚労省Vs財務省の攻防も ・
<首都圏・雪>首都高新都心線で一部通行止め(毎日新聞)・
<首相偽装献金>元秘書の初公判は3月29日(毎日新聞)・
<訃報>齋藤賢四郎さん89歳=元ナブコ社長(毎日新聞)・
<将棋>王将戦第4局 羽生、突然の開戦(毎日新聞)・
店内で2人刺され負傷=殺人未遂容疑で逮捕−大阪府警(時事通信)
バンクーバー冬季五輪が開幕。13日(現地時間12日)からの夢舞台に挑むのは出場選手だけではない。「氷上のF1」とも呼ばれるソリ競技の「リュージュ(仏語で木ゾリ)」では、日本の町工場が技術を結集し、世界に挑戦する。他にもスノーボード選手が、転倒などから体を守るパットなど、町工場による「メード・イン・ジャパン」製品が世界に挑む。(小川寛太)
◇
「世界最先端の日本の技術を用いて戦いたい」
新潟県魚沼市の木材加工会社「貫木産業」は3年ほど前、リュージュ日本代表の高松一彦コーチから、ソリが氷上のコースと接地する足の部分「クーへ」の開発を依頼された。
リュージュは、クーへと選手が乗る「シャーレ」に分かれる。これまで双方とも、ポルシェ(独)やフェラーリ(伊)といった自動車メーカーが開発した製品などが使われてきた。
だが、高松コーチには、「メード・イン・ジャパン」で世界に挑みたいという思いがあった。駆け込んだのが、従業員は6人ながら、木にプラスチック樹脂を注入して強度を向上させる技術を持っていた貫木産業だった。ゴルフのシャフト強化のために開発された技術だった。
リュージュは、最高時速が140キロにも達する。遠心力などでソリが滑走中に変形すれば、致命的なタイム差を生むことがある。
同社は、一般に30%程度が限界とされる樹脂の含浸率を最高80%にまで上げ、これまでより強度が4倍のクーへを作り上げた。
「木材も堅い国産のハードメープル材を使用するなど、国産にこだわった」と今井幸吉社長(63)。
昨年12月の全日本選手権では、五輪に出場する女子の原田窓香選手が同社製のクーへを使って7連覇を達成。今井社長は「五輪の舞台に立てるのは最高の思い。1つでも順位を上げ、入賞(8位以内)も狙ってほしい」と目を細める。
札幌市にある従業員約10人の鉄鋼加工会社「三島工業」も、高松コーチからソリ作りの打診を受けた。
三島久人社長(60)は、同じソリ競技のボブスレー国産第1号の開発にも携わっていたことから白羽の矢が立った。
ただ、「ボブスレーとリュージュはまったく別物」と三島社長。一度は断ったが熱意に押される形で今回の五輪に向け、主に「シャーレ」の部分を担当した。
宇宙航空研究開発機構(JAXA)など研究機関や研究者の協力も得て、滑走中の空気抵抗などを調べる風洞実験から始めた。
進路の微調整を行う足の動きが、空気抵抗に大きく影響することが分かった。そのため、ソリの進路調整を足ではなく肩で行う方法に変えることを提案。五輪の直前まで連日徹夜作業を続け、シャーレだけでも7度も作り直したという。
三島社長は「本当の意味で、この五輪が日本のソリ開発の出発点になる。今は本番が楽しみ」と選手の活躍に期待を寄せている。
両社が携わった製品は16日(日本時間)から氷上を走る予定。
・
あす男子フィギュア 関大コンビに「金」期待(産経新聞)・
ほかにも十数件に関与か=痴漢容疑で予備校生を逮捕−警視庁(時事通信)・
「首相が徴税責任者、悲喜劇だ」党首討論で谷垣氏(読売新聞)・
<北教組献金>普段使わぬ口座入金 小林陣営、違法性認識か(毎日新聞)・
授業料滞納世帯に無利子貸し付け=高校生の今春卒業を支援−厚労省(時事通信)
国の特別天然記念物トキの野生復帰を目指し、09年9月に2回目の放鳥が行われた新潟県佐渡市(佐渡島)で19日、3歳の雄と1歳の雌がくちばしで挟んだ小枝を渡す「枝渡し」をする様子が確認された。トキの求愛行動で、放鳥後、初の「2世誕生」に期待が高まっている。環境省によると、放鳥トキの雄と雌の継続的な枝渡しが確認されたのは初めて。
雌は09年9月に2次放鳥され、本州に渡った後、同島に戻った。2月7日以降、08年9月に1次放鳥された雄と行動をともにしている。しかし同省によると、この雌は別の3歳の雄と枝渡しすることもあるという。
トキは繁殖期を迎えると、羽を黒灰色の「生殖羽(う)」に変え、群れから離れてペアをつくる。今回、雄は完全に黒く変色し、雌も首の周りが色づき始めている。同省の笹渕紘平自然保護官は「この雌は1歳とまだ若いが、繁殖に期待したい」と話している。【畠山哲郎】
【関連ニュース】
トキ:いしかわ動物園の繁殖ケージで4羽が“新生活” トキ:佐渡のペア2組が石川へ 分散飼育2例目 トキ放鳥3カ月 模索続く「野生」 餌やりの是非、論議に 講演:金子獣医師、博士号授与記念し−−21日、トキ交流会館 /新潟 記者日記:コウノトリ舞う街 /埼玉 ・
北沢防衛相が外国人参政権に慎重姿勢 「予断を与えてはいけない」と賛成表明から転換(産経新聞)・
<強盗>信金の車襲われ350万円奪われる 大阪(毎日新聞)・
石川議員の対応「倫理観ゼロ」と大島幹事長(読売新聞)・
グリーンジャンボ販売、銀座で200人行列(読売新聞)・
伊丹空港フル活用…素案を国交省が地元へ報告、意見交換会(産経新聞)
東日本や北日本では14日朝、晴れ間が広がって地表の熱が奪われる放射冷却現象が起きて、厳しい冷え込みとなった。
関東では、最低気温が東京都八王子市と府中市で氷点下1・6度。埼玉県寄居町でも同2・5度、千葉県成田市で同2・2度となった。
都心では今月11日から3日連続で雪が降るなど、上空に入り込んでいる寒気の影響で真冬並みの寒さが続いている。
気象庁によると、今週いっぱいは厳しい寒さが予想されるという。
・
橋下知事メルマガ100号 登録者数、全国トップ(産経新聞)・
登ろう8000メートル峰 登山家・竹内洋岳さんパートナー募集(産経新聞)・
<雑記帳>雇用対策でアイスづくり 千葉・市原(毎日新聞)・
<北海道ひき逃げ>容疑者を起訴 札幌地裁支部(毎日新聞)・
カードで個人政治献金(産経新聞)